アドレス日本一周 west[146]
投稿日:2013年4月26日
神武天皇東征出航伝説の地
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10月31日。夜明けとともに目覚め、すぐにダグリ岬の国民宿舎「ボルベリアダグリ」の朝湯に入る。無色透明のツルツル湯に浸かりながら、夜明けの志布志湾を一望する。
「ボルベリアダグリ」の「ボルベリア」はスペイン語で「もう一度、訪れたい」という意味だとのことだが、残念ながらダグリ岬の「ダグリ」は何に由来しているのか、何を意味しているのか、よくわからなかった。
「ボルベリアダグリ」の湯から上がると、ダグリ岬を歩いた。
岬全体が「ダグリ岬公園」になっている。
岬突端の展望台に立ち、志布志湾を一望。正面には枇榔島が見える。この島は志布志湾の中央にある周囲4キロほどの無人島で、ビロウを中心に200種にも及ぶ亜熱帯性植物がおい茂っているという。南側斜面にはビロウの古木が密生し、北側斜面には広葉樹が広がっているとのことで、島全体が国の特別天然記念物に指定されている。
枇榔樹に由来しての枇榔島だが、その山腹には和同年間(708〜715年)の創建といい伝えられている古社、枇榔神社がある。何とも興味をひかれる枇榔島。その向こうには大隅半島の山並みが墨絵のように見えている。
「ボルベリアダグリ」に戻ると、バイキングの朝食を食べ、8時出発。
観覧車のある「ダグリ岬遊園地」を見、ダグリ岬海水浴場の砂浜を歩く。
ダグリ岬の海岸には「神武天皇東征出航伝説の地碑」が建っている。神武天皇はここから日向に向かったということなのか…。
ダグリ岬から国道220号を行くと、じきに鹿児島・宮崎県境を越える。そして宮崎県の串間漁港でアドレスを止めた。